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幼児への粉薬の飲ませ方

粉薬日常

 1歳半の娘に粉薬を服用させた方法のについての紹介です。結論からいうと、何かと混ぜて飲ませる(食べさせる)のですが、どのようなものと混ぜるのか、混ぜてはいけないのかなど、まだ自分で薬を飲むことができない子供へ、どのように粉薬を飲ませたら良いか悩まれている方の参考になれば幸いです。

 ここで紹介する方法は参考として記載しているものであり、「安全を保障するものではございません」。薬によっては悪影響となる場合もある為、お薬を処方されたお医者さん、薬剤師さんへご相談のうえでお試しください。


混ぜて良いもの、良くないもの

 粉薬を何に混ぜて飲ませるか(食べさせるか)ですが、温度の高いもの、酸味の強いいもの、食事やミルク以外であれば大丈夫なようです。


良くないもの

  1. 温度の高いもの
    高温によって薬の成分が変化してしまう場合があるそうです。成分が変化すると、効果が出なくなってしまう事が考えられます。
  2. 酸味の強いもの
    オレンジ(ジュース)などの酸味の強いものと混ぜると、味が変わって苦みが強くなってしまう場合があるそうです。
  3. 食事、ミルク
    薬を混ぜることで、食事やミルクの味が変わってしまい、食事やミルク自体を嫌いになってしまうというリスクがあります。

良いもの


  1. 粉薬自体に味がついているものが多く、水に溶かしてシロップのように飲ませることができます。また、少量の水で団子状にして食べさせるという方法もあるようです。
  2. ジュース
    子供用ジュースであれば、混ぜても大丈夫なようです。但し、酸味の強いものや炭酸飲料は苦みが強くなってしまう場合があるようです。
  3. オブラート
    混ぜるというよりも包むものですが、オブラートを食べたことのある方は多いと思います。オブラート自体を子供が嫌がるかもしれませんが、オブラートに包むことで、味を分からなくし、一飲みすることができます。
  4. 服薬ゼリー
    オブラートをゼリー状にしたもので、混ぜることによって味を隠すことができます。味の付いている物もあるので、ゼリーを食べられる子供であれば効果的と思います。
  5. デザート類
    アイスクリーム、プリン、ヨーグルト、ゼリー、コンデンスミルクなど、子供が食べられるデザートに混ぜてあげます。乳製品では薬の効き目が薄くなるという話もあります。
  6. フルーツ類
    リンゴやバナナなど、すりおろしたり、つぶしたりしたフルーツに混ぜて食べさせます。子供の好みの食べ物、食べ方で合わせてみてください。
    私の娘はすりおろしたリンゴで食べてくれました。

注意

 粉薬を飲ませる方法について紹介しましたが、どの方法にも共通する注意点がいくつかあります。

  1. 食べたことが無いものは避ける
    アレルギーについてはご存知と思います。体調が万全ではない子供に初めてのものを食べさせるのは避けておきましょう。
  2. 無理強いしない
    薬を服用しなければいけない状態=体調が万全ではないので、機嫌がよくない場合もあります。普段食べているものも、機嫌が悪くて食べないかもしれません。無理に食べさせてしまうと子供が嫌がり、吐いてしまう場合があります。
  3. 嫌いになるリスク
    紹介した方法で、「必ず食べてくれる」というものではありません。試した方法がうまくいかず、使用した食べ物を子供が嫌いになってしまうリスクがあります。混ぜる対象には「嫌いになってしまっても問題ないもの」を選んでください。

 最後に、冒頭にも記載しておりますが、こちらで紹介している方法は「安全を保障するものではございません」ので、お薬を処方されたお医者さん、薬剤師さんへご相談のうえでお試しください。


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