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「やりたいこと」が見つからない場合は「やるべきこと」を考えよう

霧日常

 今現在、やりたいことが見つからず、どうしたら良いのか悩んでいる方へ向けた、考えの転換の提案です。角度を変えることで、今まで見えなかったことを見ることができるかもしれません。
 私が高校生だった頃や、何も考えずに仕事を辞めた時、将来の夢ビジョンようなものがなく、やりたいことがありませんでした。その結果、環境に身を任せ、流され、有意義とは言い難い人生を送ってしまいました。当時の私と同じように、やりたいことがみつからず、流されてしまいそうな方は、やりたいことを探すのを一端やめて、やるべきことを考えてみてください。やるべきことを考えることで、自分の道がすこしずつみえてくるはずです。やるべきことを見つけるための方法を提案します。なにから手を付けて良いかわからない方は、試してみてください。


「やるべきこと」とは

 やるべきことは、その時々で変わってきますが、目的のために必要なこととして定義します。現時点でやりたいことは無くてもやるべきことは必ずあります。
 この記事では、やるべきことを考えるためにやるべきこととして、4つのプロセスを提案します。


知識の確認、補完

 やりたいことを見つける前に、そもそも自分の知識は十分でしょうか。世の中に多くの職業・職種があり、職業として認識されていないものも存在しています。職業・職種の分類や一覧などを見たことが無い方は、一度目を通してみましょう。目を通し、気になる職業・職種があれば、その職業・職種について調べてみましょう。ハローワーク、転職サイトなど、情報を探す場所はたくさんあります。


適正の確認

 自分の適性を考えたことはありますでしょうか。自分はどのようなことに向いていて、どのようなことに向いていないのか。それは自分が思っているだけではないか、第3者から言われたことがあるだけではないかなど。また、職業適性検査を受けたことはありますでしょうか。一度も受けたことが無い方は、職業適性検査を受けてみましょう。インターネット上で行えるサイトがありますし、ハローワークで受けることも可能です。診断結果を確認し、自分の想像と異なる職業・職種があれば、その職業・職種について調べてみましょう。そして、適正と興味で、下の図のような四象限型二軸で分類してみましょう。

四象限型二軸思考
四象限型二軸思考

プロフィール

 知識の補完、適正を確認したら、自分自身を見つめ直してみましょう。自分のプロフィールを考えてみてください。自分の生い立ち、現在まで至る経緯、持っている資格、スキル、趣味、強み、弱みなどを洗い出し、まとめてみましょう。そして、前述の四象限型二軸で分類したものと比較し、高い位置、低い位置にあるものを確認しましょう。高い位置にあるものの中にやりたいことがみつかれば良いのですが、見つからない場合は、低い位置にあるものをやりたくないこととして確認しておきましょう。


「やるべきこと」を考える

 やりたいことやりたくないことが確認できれば、それを目的としたやるべきことを考えます。やりたいことが見つかった場合、それをやるため必要なことがやるべきことに該当します。やりたくないことであれば、それを回避する方法がやるべきことに該当します。この時点で、やるべきことが見つからない方は、もう一度最初からやり直すか、新たな事業を考えることをおすすめします。


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