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突発性発疹でギャン泣き

日常

 先日娘が突発性発疹にかかりました。病中は高熱とギャン泣きでとても心配でしたが、現在は快復し、元気になりました。子供が同じ症状を患い、心配されている方の参考になれば幸いです。


突発性発疹とは

 38℃~40℃の発熱が3~5日続き、熱が下がると体に発疹が出てくる病気で、発疹も3~5日で治まります。発熱時に熱性けいれんを伴う場合があるようですが、5分程度で治まるようです。発熱時には発疹が出ない為、熱が下がって発疹がでてから「突発性発疹」と診断されます。また、発熱がおさまると性格が変わったように「不機嫌」になることがあり、別名「不機嫌病」と呼ばれています。
 この病気は、3歳くらいまでに多くの子供が感染するウイルス感染症で、生後半年~1歳半の期間が特に感染しやすいようで、母乳を終えて免疫が下がるタイミングであると考えられているようです。
 原因は「ヒトヘルペスウイルス(HHV )6型または7型」への感染で、多くの大人がこのウィルスを保持している為、家族の濃厚接触による感染が多いようです。一度感染すると免疫ができますが、6型と7型がある為、2度感染することがあります。


発熱時

 発熱初日、39℃を超える発熱の為、病院へ連れていき、風邪ではないかと言われ、淡の薬(シロップ)と解熱剤(座薬)を処方してもらいました。39℃を超える発熱は初めてでしたが、食欲もあり水分も自分でとっていて、見た目だけは元気そうでした。しかし、座薬を使用しても熱が39℃を下回ることがなく、熱を下げなければいけないと思い込んでいた為、座薬を最短間隔の6時間毎に翌日の通院まで使用していました。
 発熱2日目、熱が39℃を下回らない為、再度通院し、お医者さんに相談しました。座薬の使用については6時間を開けたとしても1日2回までにすることと、熱が下がらなくても、食事、水分補給、睡眠ができていれば様子をみるように、とのことでした。また、のどに少し腫れがみられる為、炎症を抑えるための粉薬を処方されました。
 娘は、食事、水分補給、睡眠ができているのでその日以降は座薬の使用をやめました。粉薬は初めてだったので、2食分は口にしてもらえませんでしたが、すりリンゴに混ぜることで、口にしてくれるようになりました。
 その後、高熱は3日目まで続き、4日目で午前は38℃台に下がり、夜には37℃台、5日目の朝には平熱に下がりりました。


解熱後

 5日目朝には平熱に下がったのですが、お腹と足にポツポツとピンクの発疹がでていました。家にあった育児ブックに、同様の症状が書かれており「突発性発疹」だろうと考えました。発疹は痛みもかゆみも伴なわないと記載されており、熱も下がっているので病院には行かず、様子をみることにしました。但し「不機嫌病」ということは記載されていませんでした。
 10時を回ったころから泣き叫び始めました。私があやしても全く治まらず、妻のほうへ逃げて行ってしまいました。妻があやしてもなかなか治まらず、1時間ほどギャン泣きし、泣き疲れて眠りました。その後娘に昼食を食べさせていると、またギャン泣きが始まりました。私のそばには寄ろうとせず、妻の方へ逃げていきます。妻があやしてもなかなか泣き止まず、また泣き疲れて眠りました。この繰り返しが何度か続いたので、どこか悪い(痛い)のではないかと心配になり、娘の全身を発疹以外に変色など、普段と違うことが無いか、泣いている時にどこかを押さえたり、かばったりしていないかを観察したのですが、おかしな様子は見つけられず、お医者さんへ電話で相談してみました。娘の体温、発疹の状況、ギャン泣きを伝えたところ、お医者さんからは「突発性発心で間違いないでしょう」ということと、「そういうこともあるので気分転換して様子をみてください」ということを言われた為、もう少し様子をみることにしました。
 内心、本当に大丈夫なのかとても心配だった為、突発性発疹についてネットで検索し、調べてみると「不機嫌病」と呼ばれていることや、同様に悩まれた方が多くいらっしゃることがわかり、少し安心しました。とはいえ、不機嫌が治ったわけではありません。6日目には発疹が全身に広がり、不機嫌は治まりをみせません。7日目は発疹が治まってきてたので、一度通院し、保育園への登園可否を確認し、「登園可能」の診断をもらいました。不機嫌は多少緩和され、おもちゃで遊んだり、私にも寄ってくるようになりました。8日目には発疹も治まり、保育園へ登園できるようになりました。不機嫌も治まり、一緒に遊んでくれるようになりました。
 


まとめ

 うちの娘の場合、4日間の39℃台の発熱、3日間の発疹、不機嫌、ギャン泣きがありました。夜泣きもしたことがないのに、ギャン泣きが長く続き、とても心配していたのですが、8日目で無事に快復しました。
 急な高熱、解熱後のギャン泣きなど、とても心配になりますが、まずは落ち着くことが大事です。そして子供の様子を細かくみてあげてください。様子をみたうえで心配が治まらない場合や、うちの娘にはみられなかった発熱時のけいれんや、食欲不振、水分がとれない、眠れないという症状がある場合はお医者さんへ相談して下さい。
 落ち着いて対処することと、楽観視することはちがいますので、少しでも様子がおかしいと感じた場合は早急に相談するようにしてください。


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