髭脱毛を考えているけど、エステの脱毛とクリニックの脱毛は何が違うのか、何を基準に選ぶのが良いのか、などなど、髭脱毛の知識収集をしている方向けに、以下の観点でエステとクリニックの違いをまとめてみます。
私自身、髭脱毛を受けているところで、始める前にエステ、クリニックを回って話を聞いたうえで医療脱毛を選択しました。その時確認した情報をまとめます。
- エステ脱毛と医療脱毛の違い
- 脱毛の効果
- 脱毛の痛み
- 脱毛の費用
- アフターフォロー
エステ脱毛と医療脱毛の違い
エステ脱毛と医療脱毛の一番の違いは、医療行為が行えるか否かです。かみ砕いて説明すると、毛穴の毛を発生させる機能を破壊する行為は医療行為に該当します。医療脱毛は、機能を破壊することで毛の発生をなくしていきます。エステ脱毛では、機能にダメージを与えることで毛の発生を抑制します。つまり、エステ脱毛は一般的にイメージされる永久脱毛ではありません。ただし、最近のエステ脱毛機器は改良されてきているため、破壊に近いダメージを与えることができるようになってきており、永久脱毛に近い効果が得られます。
- エステ脱毛
- 医療行為は行えない
- 毛を生やす機能にダメージを与え、機能を劣化させる
- 永久脱毛ではないが、近い効果は得られる
- 医療脱毛
- 医療行為が行える
- 毛を生やす機能を破壊する
- 永久脱毛である
脱毛の効果
エステ脱毛と医療脱毛では、脱毛による肌へのダメージが異なるため、効果が出始めるまでの回数、脱毛を行ってから次の脱毛を行うまでの待機期間、効果が出始める期間が異なります。エステ脱毛はダメージが小さいため効果を感じるまでに必要な回数は多くなりますが、その反面、待機期間が短くなります。医療脱毛はダメージが大きいため、少ない回数で効果を感じることができますが、待機期間は長くなります。
エステ脱毛 | 医療脱毛 | |
効果が出始める回数 | 10回 | 5回 |
待機期間 | 2~4週間 | 8~12週間 |
効果が出始める期間 | 6ヵ月 | 12ヵ月 |
脱毛の痛み
「脱毛の効果」にも書いていますが、エステ脱毛は肌へのダメージが小さく、医療脱毛はダメージが大きいです。脱毛時の痛みはダメージの大きさに比例するので、エステ脱毛は痛みが弱く、「全く痛くない」という話も聞きますが、医療脱毛は痛みが強く、麻酔が用意されているところが多いです。医療脱毛の痛みを「輪ゴムをパチンとあてた時の痛さ」と表現されているのを良く見かけますが、あまり正しくないです。というのも、「パチン」は一瞬の痛みですが、脱毛は一定範囲を数秒間かけて行うため、一瞬では終わらないからです。私が感じた痛みは「ナイフで切られたような痛み」でした。
- エステ脱毛
痛みは弱い
麻酔は使用できない - 医療脱毛
痛みは強いが
麻酔が使用できる(笑気麻酔、麻酔クリーム)
笑気麻酔を使用しても最初(毛が濃い場合)は痛い(体験)
脱毛の費用
エステ脱毛は比較的安く、通い放題で2,000円/月程度のプランが多くみられます。医療脱毛の費用は高めで、6回前後で10万円程度ののプランが多くみられます。
脱毛を行っている企業の公式サイトで、詳細プラン・料金表を確認することができますが、医療脱毛の料金表には注意が必要です。医療脱毛のプラン料金には、麻酔利用に関する費用が含まれていない場合が多く、1回の施術時の麻酔利用で3,000円程度の追加料金が必要となります。エステ脱毛も医療脱毛も、店舗によって顔の部位設定が異なり、部位ごとのプラン、顔全体プランなどがあります。
- エステ脱毛
- 費用は低め
- 通い放題の月額プランが多い
- 医療脱毛
- 費用は高め
- 5回程度のプラン設定が多い
- プラン料金に麻酔利用料金は含まれない
アフターフォロー
エステ脱毛、医療脱毛ともに、施術ミス(照射漏れなど)に対するケアや、肌ケア用品の提供・販売は行っています。医療脱毛の場合は医療行為が可能な為、肌トラブルに対する診療を行っている場合が多いです。