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ドローンの基本的な練習メニューを紹介

ドローン

 ドローンの基本的な操作方法を紹介、解説します。ドローンの操縦は経験を積まなければ上達しません。頭で理解していても、機体が急に不安定な状態になると、頭で考えて行動に移している余裕が無く、機体を正しく制御することが出来なくなってしまいます。経験を積むことで、頭で考えるより早く行動できるようになります。そのために経験を積む、つまり練習が必要です。単純操作から複合操作、直線移動から曲線移動のように徐々に難易度を上げていきましょう。


準備運動

 練習に入る前にまずは準備運動です。基本的な操作方法について解説した以下の記事にある 基本操作の確認 を行い、操作した通りに機体が動作しているか、飛行音に異常は無いかなどを確認しておきましょう。異常がある状態での飛行は事故につながりますので、事故防止の観点で必ず確認しましょう。また、可能であればセンサーの機能をOFFにして練習すると良いです。


四角形(水平)を使った直線の移動

 一番単純な操作で、前進、後退、右移動、左移動の操作で四角形をなぞります。移動方向切り替えポイントとなる四角形の角に到達した際、5秒程度ホバリングします。時計回り、反時計回りで練習しましょう。

  1. 機首を正面に固定
  2. 機種を対面に固定
  3. 機種を進行方向へ向ける(頂点で旋回)

 上記3種で四角形の移動が出来たら、対角線(斜め)の移動を取り入れた8の字型の移動操作を練習しましょう。縦向きの8の字、横向きの8の字、進行方向を反転、という感じで練習ます。

四角形(垂直)を使った直線の移動

  次は、上昇と下降を組み合わせて、四角形をなぞります。上昇・下降+前進・後退、または、上昇・下降+左移動・右移動の組み合わせとし、立方体ではなく四角形での移動を練習しましょう。こちらも練習でも、四角形の角に到達した際に5秒程度ホバリングしましょう。

  1. 機首を正面に固定
  2. 機種を対面に固定
  3. 機種を進行方向へ向ける(頂点で旋回)

上記3種で四角形の移動が出来たら、対角線(斜め)の移動を取り入れた8の字型の移動操作を練習しましょう。水平の8の字で行ったように、いろいろなパターンの8の字を練習しましょう。


円(水平)を使った曲線の移動

 次は円をなぞります。上昇・下降は使用しませんが、前進・後退、左右移動を組み合わせ、細かな操作が必要です。時計回り、反時計回りで練習します。1周して移動開始地点に戻ったら5秒程度ホバリングします。

  1. 機首を正面に固定
  2. 機種を対面に固定
  3. 機首を進行方向へ向ける
  4. 機首を中央へ向ける

上記4種で円の移動が出来たら、8の字で同様に練習しましょう。8の字を1周したタイミングでホバリングしましょう。


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