「Ro-Wizard」はハリー・ポッターシリーズの影響を受けた魔法の世界を舞台として2019/4/17にリリースされたRoblox上でプレイできるアクションRPGです。2024年8月時点でお気に入り380K、訪問数58.6Mとなっており、アクティブユーザーは時間帯によりますが50～150（1サーバ最大25人で、5～15サーバ前後が稼働）といった感じです。
プレイヤーは魔法学校に新入生として入学し、学校を中心とした魔法世界で様々なクエストに挑戦し、謎解きやモンスター討伐を経験して成長していきます。また、決闘場やアリーナといった対戦用エリアで他のプレイヤーと対戦したり、一般エリアに潜むダークウィザードに属したプレイヤーを討伐するといったPVP要素もあります。
キャラクターが成長すると学年が上り（最大15年）、習得可能な魔法や挑戦可能なクエストが増えていきます。一般的なRPGのような「レベル」や「力」や「知力」のようなキャラクターの性能に影響するパラメータは存在しないため、高学年が必ずしも強いというこはありません。習得可能な魔法は高学年の方が多いですが、対戦ではプレイヤースキルが重要となります。クエスト攻略であればそれほど高いプレイヤースキルがなくてもクリア可能な難易度です。
ゲーム内のNPCの会話、ストーリーはRobloxで自動翻訳されるため、おかしな日本語になっていたり、翻訳されなかったりしますが、なんとなくの雰囲気だけでも十分に楽しめる内容です。
※言語設定を日本語にした場合、翻訳が行われなかったり、翻訳後の表現が正しくない場合があります。本記事では日本語設定と英語設定を織り交ぜて使用しています。
※本記事は2024年8月時点の情報を元に記載しています。
キャラメイク
キャラクターの外観は、Roblox共通のアバター設定をベースとしていますが、ゲーム内専用のスキンとして杖、ローブ、ほうきがあり、ゲーム内通貨（Gems）で購入することが可能です。
アバターの頭上にはタイトル（称号）とRoblox共通の表示名が表示されます。表示名とは別にRP名を設定することもできます。設定可能なタイトルはクエストをクリアすることで獲得することができます。
プレイヤーは所属する家（寮）をLions（ライオン）、Badgers（ダチョウ(？）、Ravens（カラス）、Serpents（ヘビ）から選択することができ、所属によって名前の表示色、スポーンポイントが異なります。さらに家とは別にライトウィザード/ダークウィザードのいずれかに所属することもでき、いずれかに所属している場合は専用の称号を使用することが可能です。
魔法
この世界の魔法は6つのカテゴリーに分類されており、対象を攻撃したり回復するほか、モノを移動させたり何かを召喚したりとクエスト攻略に必要となるものなどがあります。これらの魔法は、学校の先生から教わったり、魔法書ショップでのポイント交換、マップ内に隠された魔法書を見つけることで習得することができます。
2024年8月のアップデートにより、魔法書ショップで購入可能だった魔法書の一部がマップ内に隠されました。
杖を装備した状態で使用する魔法をキャストし、マウス左クリックで魔法が使用できます。照準を合わせる必要のない魔法と、対象に照準を合わせて使用する魔法があります。敵キャラを攻撃する魔法の大半は照準を合わせる必要があるため、移動しながら照準を合わせて使用する必要があります。
クエスト
クエストの内容は、移動中心のお使い、モンスターの討伐、アイテム探索、謎解きを必要とするクエストがあり、大半のクエストは学年が上がることで挑戦可能クエストとして自動で追加されます。一部のクエストは前提条件を達成する必要があり、前提条件を達成すると追加されます。
挑戦可能なクエストは複数同時に進行させることができ、目的地が近いクエストをまとめて達成するなどの効率化を図ることも可能です。また、攻略後の一定時間経過後に再度挑戦可能となるクエストがあります。
PVP系以外のクエストについて、難易度低めのものから高めのものまでありますが、ソロプレイで攻略可能な難易度となっているため協力プレイは必須ではありません。
クエストをクリアすることで得られる報酬は、ポイント、XP、ゲーム内通貨（Gems）、アイテムなどがあります。ポイントは魔法書やアイテムとの交換、ゲーム内通貨（Gems）は杖・ローブ・ほうきのスキンと交換でき、XPは貯めることで学年が上がります。
他プレイヤーとの対戦
他プレイヤーと対戦する方法は3種あり、決闘場やアリーナといったPVP専用エリアで行われるPVPと一般エリアでのPVPです。
決闘場では1対1のデュエルを行うことができます。制限時間内に対戦相手を先頭不能にすることで勝利となり、勝敗に応じてレートが増減します。決闘場にはレートのランキングが表示されてます。
アリーナでは多対多でのデスマッチ（チーム戦）を行うことができます。1対1でも実施可能です。制限時間内に相手チームのメンバーを先頭不能にした回数がカウントされ勝敗が決められます。戦闘不能になった場合、再度リスポーンし、戦闘に参加することができます。勝敗、討伐数に応じてポイントが得られます。
PVP専用エリア以外のエリアでは、他のプレイヤーへ攻撃することを制限するために多くの魔法の使用が制限される安全地帯が設けられていますが、安全地帯以外のエリアでは魔法の使用制限が無く、他プレイヤーへの攻撃が可能です。他プレイヤーへ攻撃し、相手を戦闘不能にした場合、「評判レベル」と呼ばれる隠しパラメータが低下します。「評判レベル」が一定値を下回ると「ダークウィザード」に属することになり、懸賞金が懸けられます。戦闘不能にした相手がダークウィザードの場合は「評判レベル」はさがりません。
ダークウィザードに所属しているプレイヤーはこの世界のPVPに慣れ、対戦スキルのプレイヤーが多いです。辻切りに合った場合は適当にやり過ごしてしまいましょう。あまりにもしつこい場合はサーバを切り替えてしまうのが良いです。
ソロプレイ中心の方は最初から参加者の少ないサーバを選択するとよいと思います。
ライトウィザード/ダークウィザード
ダークウィザードを討伐し、懸賞金をもらうにはライトウィザードに所属する必要があります。ライトウィザードは7学年になると申し込みが可能となります。「評判レベル」が基準値を満たしてる場合、1,500ポイントを支払って登録が完了します。登録後に「評判レベル」が基準を下回ると登録は抹消されます。「評判レベル」を上げ再登録することができます。
「評判レベル」はクエストの攻略やデュエルの勝利などで上昇すると言われていますが、具体的な数値を確認することができません。
ダークウィザードは前述の通り「評判レベル」を下げることで所属できます。ダークウィザードは討伐されると魔法の刑務所へ投獄され、数分間の待機（刑期）を終えるとダークウィザードではない状態で開放されます。討伐される以外にダークウィザードを抜けるには地道に「評判レベル」を上げていくか、ライトウィザードオフィスにて自首するしかありません。自首は討伐された時と同様で魔法の刑務所へ投獄されます。
